近年の異常な暑さの原因として気候変動に注目が集まっています。
気候変動による気温の上昇により、熱中症のリスクが上がるだけではなく、子どもの喘息や早産、アナフィラキシーなどのリスクが有意に上昇することも日本のデータで確認されています。その詳細は以下のリンクでご確認できます。
一方、気候変動対策への意識は世界的にも低いこともわかっています。例えば、ある調査では「あなたの国の国民は、気候変動対策にどの程度精力的に貢献していると思いますか?」という質問に対し、中国は70%、インド・タイは64%、英国37%という中で、日本は17%と31カ国中28位と報告されています。(🔗詳細はこちら)
そこで、気候変動の健康への影響、特に次世代を担う子どもの健康への影響を病院・クリニックに置いて患者さんにアピールすることで国民の意識啓発につながるのではないかと考え、病院やクリニックで気候変動と健康に関する意識啓発となるポスターを作成し、掲示するプロジェクトを進めています。